『 大平和祈念塔 』( 大阪府富田林市 )は、PLの塔とも呼ばれる平和への祈念塔です。
白亜の巨大塔の高さは、なんと180m( 通天閣:108m・京都タワー:131m )で、一般の人も無料で見学することができます。
夜は月明かりとのコラボレーションが楽しむことができ、印象的な高さとユニークな外観は、人気のフォトスポット となっています。
大平和祈念塔

高校野球の強豪PL学園で一般に知られる宗教法人パーフェクトリバティーチャーチの本拠地に、何とも言えない風貌の白亜の塔が建っている。
塔の内部には戦没者を祀る神殿があり、毎年8月1日には世界の恒久平和を祈る例祭が行われ、年明けには初詣の信者で賑わう。教団の聖域の中心である本堂が至近距離にあり、塔内には宗教的な雰囲気はほとんどない。
PL教団とは
PLといえば、多くのプロ野球選手を輩出したPL学園が有名だが、その学園を運営していたのがPL教団である。正式名称はパーフェクトリバティーチャーチで、聖地としてPLタワーも管理している。
1946年9月29日に設立された宗教団体で、「人生は芸術である」という真理を掲げ、日々の生活実践を通して幸福をもたらす道を示し、世界平和の実現に貢献することを目的としている。
人生は自己を表現する一コマ、一作品から成り立ち、日常生活の一つひとつに心を込めることで、喜びに満ちた芸術的な人生を送ることができるという考え方である。
PL花火芸術は、大阪の大規模な花火大会として知られている。毎年8月1日に「教祖祭」が開催され、その式典の後に行われる「PL花火芸術大花火大会」は、1953年に始まった大阪の歴史ある花火大会である。
タワーのみどころについて

大阪のちょっと変わったタワーとして人気を集めるPLタワーの見どころを紹介します。
外観
大阪の大平和祈念塔、通称「PLタワー」の見どころのひとつは、インパクトのある外観でSNS投稿に最適なフォトジェニックなタワーであること。
これまでの日本にはなかった異質感あふれる塔だが、自然と引き込まれ、思わず写真を撮りたくなるインスタ映えする見どころだ。
神殿
PLの塔の正式名称は、上記で「大平和祈念塔」ですが、より正確な正式名称は「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔」であり、非常に長い名称である。
PLタワーと呼ばれるこの塔が建てられた理由は、PL教団が真の世界平和の実現に向けてすべての宗教が協力し合うことを願っているからである。
PLタワーの内部にある寺院も見どころのひとつだ。この神殿は、宗教に関係なく、古今東西の戦争犠牲者の魂が祀られている神聖な場所である。
PLタワーは1970年8月1日に落成し、神殿はPLタワーの2階にある。
内部見学について
以前は上層階の展望フロアを見学して絶景を楽しむことができたが、残念ながら現在は1階と2階しか見学できない。
1階のエントランスを入ると、PLタワーを管理する担当者が内部を案内してくれ、1階に展示されている美術品や2階の寺院の内部見学の際にも説明や案内をしてくれる。
基本情報とアクセス

基本情報
超宗派の万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔、通称「PLの塔」は、10:00~16:00まで内部を見学でき、見学料は無料のおすすめスポットだ。
ただし、水曜日は休館日となっており、PL教団がイベントを開催する水曜日以外でも、塔の内部を見学することはできず、少し離れた場所から設置写真を撮影することしかできない。
アクセス
アクセスは、あべのハルカスのある大阪阿部野橋駅から近鉄南大阪線に乗り、古市駅で近鉄長野線に乗り換えて富田林駅で下車、バスでPL病院正面玄関前まで。
また、難波駅から南海高野線に乗り、金剛駅で下車してバスに乗り、PL病院正面玄関前で下車する方法もある。天王寺からも難波からもアクセスが便利である。
車でのアクセスは、堺・大阪湾方面からは国道309号線・310号線が便利で、東大阪・奈良方面からは国道170号線を南下するのがおすすめです。
かなり遠くからでもPLタワーが見えるが、PL病院がアクセスの目印で、そこからPLタワーに続く道路に入り、建物の裏手に進むと無料駐車場がある。
住所:大阪府富田林市廿山285-1
電話番号:0721-24-1111
今回は、大阪観光でおすすめの人気スポット『 大平和祈念塔 』を紹介しました。
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