

国立国際美術館は、大阪市北区にある、現代美術を中心に展示する美術館です。展覧会を開催し、多くの作品を所蔵しており、子どもたちの学習にも力を入れています。大阪の中心部に位置し、大阪駅やなんば駅からのアクセスも良いため、観光の計画を立てやすい美術館です。
今回は、国立国際美術館の見どころや施設、アクセス、イベントなどをご紹介します。
国立国際美術館

国立国際美術館の見どころは、世界でも珍しい完全地下構造であることです。ガラス張りの明るいエントランスロビーがある1階から、地下3階までがフロアとなっています。また、芸術的な外観も印象的です。建築美術に興味のある方も、この建物を楽しめるでしょう。
また、学びにも力を入れており、美術館のスタッフと会話をしながら1時間に2~3点の作品を鑑賞できる「こどもアートワークショップ」を開催しています。ワークショップは、現代美術作家を含む美術館スタッフが担当し、現代美術や美術館の活動をわかりやすく紹介することを目的としています。
また、イベントは定期的に開催されているので、観光の前にチェックしておくとよいでしょう。大阪には観光スポットがたくさんありますが、現代アート巡りもおすすめです。普段アートに触れる機会がない方は、国立国際美術館で楽しんでみてはいかがでしょうか。
館内での食事

国立国際美術館の地下1階には、レストラン&カフェ「中之島ミューズ」があります。リニューアルオープンした「中之島ミューズ」は、美術館の外にレストランへの直接の入り口があり、チケットなしでレストランを利用することができます。会期中は11:00~17:00(金曜は19:00まで、土曜は17:00まで)にレストランを営業しています。
主なメニューは、煮込みハンバーグセット、オムライスセット、カレーライスセットなど。また、ニューヨークチーズケーキやフレンチトースト、コーヒー、生ビールなどもあり、休憩にも利用しやすいお店です。
ミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、国立国際美術館のオリジナルグッズや展覧会関連グッズ、美術関連書籍などを購入することができます。おすすめは、高松次郎「影」ロンググラス、子豚サイコロ、MOMAスカイアンブレラ、ソフビ「太陽の塔」、国立国際美術館オリジナルイラスト入りクリアファイルです。
現在開催中の展覧会や過去の展覧会のカタログも販売されています。カタログの注文は、電話または郵送で受け付けています。開館時間は、開館日は午前10時から午後5時まで、金曜日は午後7時まで、土曜日は午後5時までとなっています。
お子様連れでも安心
国立国際美術館の地下1階エントランスロビーには、キッズルームと授乳室が設置されています。開館時間内は自由に利用できます。また、子ども向けの絵本約400冊を設置し、子どもたちが安心して過ごせる空間としています。
なお、お子様が利用される場合は、保護者同伴でお願いします。また、地下1階では、国立国際美術館で過去に開催された展覧会の図録を閲覧することができます。
アクセス
JR大阪駅からのアクセスは、まず大阪環状線に乗車し、福島駅で下車します。そこから徒歩約10分です。難波駅からは、大阪メトロ四つ橋線に乗り、「肥後橋駅」で下車します。国立国際美術館には専用・提携の駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
営業時間 | 10:00~17:00※金・土曜日は20:00まで |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) |
入場料 | 一般430円、大学生130円、高校生以下・65歳以上無料 (夜間割引料金)一般 250 円 大学生 70 円 |
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4-2-55 |
アクセス | 【電車】京阪中之島線「渡辺橋」駅より徒歩約5分、JR環状線「福島」駅より徒歩約10分 【バス】中之島ループバス・ふらら「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ |
公式・関連サイトURL:https://www.nmao.go.jp/
今回は、大阪観光でおすすめの人気スポット「国立国際美術館」を紹介しました。大阪観光ブログでは、大阪旅行を満喫するためのお役立ち情報を発信しています。

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