【大阪市中央公会堂】現代に引き継がれた芸術空間を鑑賞しに行こう!( 大阪市中央区 )

大阪市中央公会堂( 大阪市中央区 )は、重要文化財指定の歴史的建築物です。

大正時代の洋風建築の特徴を色濃く残す、美しい外観や豪華な内装は意匠の完成度が高く、近代建築史上重要な建築物として評価されています。

現在は、講演会・コンサート・展覧会等の催し物が開催され、多くの観光客が訪れます。

目次

大阪市中央公会堂は、北に堂島川・南に土佐堀川が流れる中之島の地に建つ、アーチ状の屋根が特徴的な建物です。

水の蒼と木々の緑に映えるネオ・ルネッサンス様式の美しい外観は、百年の時の流れに思いを馳せることができる人気スポットとなっています。

公会堂建築物として、西日本で初めて国の重要文化財に指定されました。

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大阪市中央公会堂の基本情報!

■ 所在地 :大阪市北区中之島1-1-27
■ 敷地面積:約 5,641.81 ㎡
■ 延床面積:約 9,886.56 ㎡
■ 階数  :地上3階・地下2階・塔屋
■ 竣工日 :1918年10月31日

松岡壽( レジオンドヌール勲章受章者 )により描かれた、特別展示室の天井画・壁画 天地開闢( てんちかいびゃく )が特に有名です。

天地開闢とは、天地に代表される世界が初めて生まれたときのことを示す。

洋風石造りの外観だけでなく、正面の大階段や貴重な設備備品等、大阪市中央公会堂には見どころがたくさんあります。

大阪市中央公会堂は、1918年( 大正7年 )竣工、ひとりの大阪市民の志により建設されます。

建設費用は、“ 北浜の風雲児 ” と呼ばれた 岩本 栄之助氏( 株式仲買人・相場師 )による寄付、100万円( 現在の価値で 数十億円 )が原資です。

北浜は( 大証 )大阪証券取引所として、( 東証 )東京証券取引所と共に、日本の株式市場の一翼を担っていた場所です。

大阪市中央公会堂は、当時有名な建築家であった 山口 蓬春氏によって設計されました。

西洋と日本の建築様式を独自に融合させたデザイン・美しい外観・独特な建築スタイルは、現在も多くの人々の称賛を浴びています。

イベント・コンサート

大阪市中央公会堂では、様々なイベントやコンサートが開催されます。

音楽・演劇・ダンス等、幅広いジャンルの公演が行われていますので、訪れる際には公式ウェブサイトを確認しておきましょう。

芸術品鑑賞

大阪市中央公会堂の内部は、豪華な装飾が施されていますので、ゆっくりと鑑賞してみて下さい。

特に舞台ロビーは、当時の建築技術や美意識を感じることができ、見ごたえ抜群です。

ガイドツアー

大阪市中央公会堂では、観光客向けのガイドツアーが開催されています。

ガイドの方が案内してくれますので、建物の歴史・特徴についてより深く知ることができます。

大阪市中央公会堂は、国の重要文化財でありながら、貸室として利用できる貴重な施設です。

公会堂内にあるレストランカフェで飲食も楽しむことができ、一日中過ごすことができる多目的施設としても知られています。

大集会室

ヘレンケラーやガガーリンなど数多くの各界著名人による講演会・国際的な一流アーティストによるオペラコンサートが行われた歴史あるホール。

中集会室

シャンデリアステンドグラスが贅沢な空間を演出する、宮殿の大広間を彷彿とさせる華麗なヨーロピアンスタイルのホール。

小集会室

刺繍がほどこされたタペストリー・カラフルなステンドグラスが優雅さを添え、贅沢な木の質感に包まれた格調高い雰囲気の漂う集会室。

特別室

“ 部屋そのものが芸術品 ” と称される、創建当時は貴賓室として使用された特別室。

和と洋が融合し、今では再現できない職人の技巧にあふれています。

レストラン

和の素材を用いたクールモダンなフレンチイタリアンの料理を楽しむことができるレストラン。

提供料理監修は、“ ミシュランスターシェフ ” 米村 昌泰 氏。

大阪市中央公会堂が位置するのは、大阪市北区の中之島です。

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アクセスはこちら!

■ なにわ橋駅 ( 01分 ) 京阪電気鉄道 中之島線線
■ 淀屋橋駅  ( 05分 ) 京阪電気鉄道 本線線
■ 淀屋橋駅  ( 05分 ) Osaka Metro 御堂筋線
■ 北浜駅   ( 10分 ) Osaka Metro 堺筋線

大阪市立科学館

大阪市立科学館は、宇宙エネルギーをテーマとした科学館です。

“ 世界最大級 ” として知られる、約9,000個の星がドームの天井に映し出されるダイナミックなプラネタリウムでは、 その美しい天体の姿に圧倒されることでしょう。

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国立国際美術館

国立国際美術館は、現代美術を中心に展示する美術館です。

国内外の現代アートを国内最大規模の “ 約8,000点 ” 所蔵し、所蔵作品展では、現代美術を語る上で重要な作家や作品が紹介されています。

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中之島公園

中之島公園は、堂島川と土佐掘川に挟まれた、オフィス街にある水辺公園です。

1891年に大阪市で初めて誕生した公園で、約310種類・3,700株からなるバラ園は、5月中旬と10月中旬が見ごろとなります。

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中央公会堂や大阪市役所と共にライトアップされる、大阪冬の風物詩 OSAKA光のルネサンスでは、大阪府内外から多くの観光客で賑わいます。

大阪中之島美術館

大阪中之島美術館は、19世紀後半~21世紀の現代までの近代現代美術が展示される美術館です。

開館は2022年2月2日、5,700点を上回る国内有数のコレクションが形成されています。

大阪府立国際会議場

大阪府立国際会議場は、21世紀の創造的コミュニケーション空間です。

VIPが集う国際会議・大型の国内学術会議・全日本吹奏楽コンクール・各種コンサート等、様々なイベントが開催され、多くの人が訪れます。

大阪府立中之島図書館

大阪府立中之島図書館は、1904年( 明治37年 )竣工の図書館で、蔵書数は約55万冊です。

所蔵は古文書や大阪関連の文献、ビジネス関係分野の書籍・資料に特化しています。

ネオ・ルネサンス式の建物である本館・両翼に増築された左右の棟は、( 1974年 )共に国の重要文化財に指定されています。

リーガロイヤルホテル( 本店 )

リーガロイヤルホテルは、長年にわたり大阪を代表する格調高い高級ホテルとして、国内外にその名を知られています。

リーガ( RIHGA )は、Royal International Hotel Group & Associates の頭文字をとったものです。

レストランや宴会施設が充実していて、四面体を組み合わせた風貌が印象的な大型ホテル( 地上30階建て・高さ107m・部屋数:1,042室 )です。

外国の政府関係者がたびたび利用することから、大阪の迎賓館と呼ばれています。

今回は、大阪観光でおすすめの人気スポット大阪市中央公会堂を紹介しました。

大阪観光ブログでは、大阪旅行を満喫するためのお役立ち情報を発信しています。

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