大阪の難波エリアには、お正月の初詣や七五三などのイベント時だけでなく、御朱印巡りや神様を大切にする方、パワースポットが好きな方など、多くの方が参拝に訪れるスポットがあります。
その中でも、難波エリアのパワースポットとして有名な「難波八阪神社」をご紹介します。
難波八阪神社
「獅子殿」と呼ばれる大きな獅子のいるユニークな神社としても有名で、全国から多くの人が見学に訪れています。
また、毎年1月に大阪市の無形民俗文化財に指定されている「綱引神事」、7月に道頓堀川で行われる「船渡り」など、難波地区の伝統行事も行っています。
伝説によると、この神社の歴史は仁徳天皇(313-399)の時代にさかのぼります。
この地で疫病が流行した際、神仏習合の神である御祖神が現れて疫病を治めたことから、この神社を祀ったのが始まりと言われています。 その後、難波下之宮(なんばしものみや)と呼ばれるようになり、難波の産土神として親しまれるようになった。
後三条天皇の時代(1069~1073年)には、祇園御祖神を祀る「神社」として定着した。
この時代も神仏習合は続き、境内には*神宮寺や大門坊が立ち並んでいたと言われています。
時代の流れとともに、1945年の大阪大空襲で社殿はすべて焼失し、1974年に現在の本殿が完成しました。
現在の本殿は1974年に完成した。境内の西側にある「獅子殿」と呼ばれる大きな獅子頭のある舞台も、この年に建てられました。
総本社は京都の八坂神社ですが、漢字の違う「坂」は大阪の「阪」にちなんでいます。
祇園御祖神社は、現在の難波八阪神社に素盞鳴尊(すさのおのみこと)として祀られ、今も多くの人に親しまれている素盞鳴尊と同一視されることがあります。
獅子殿
難波八阪神社で最も有名で、本殿よりもインパクトがあるのが「獅子殿」ではないでしょうか。
神社の東側にある鳥居から見える獅子殿は、高さ12m、幅11m、奥行き10mと非常に大きく、これを見るために国内外から多くの人が参拝に訪れています。
学業成就や企業の発展、少年野球や近くのエディオンアリーナ大阪での試合など、勝負運を祈願する人も多い。
この地では古くから獅子舞が盛んであったことから、本殿とともに厄除けとして新たに獅子殿が建てられました。
本殿を建てる際、「大阪人が驚くような神社のシンボルにしたい」というユニークな発想から、巨大な獅子殿が完成しました。
獅子殿の中には、素盞嗚尊の霊と「加賀獅子」と呼ばれる一対の獅子頭を唐櫃に乗せて祀る神殿があります。
また、鉄骨と鉄筋コンクリートで構成され、一部木製の部分もあり、外観の特徴的な緑色は、銅粉を吹き付けているためです。
夏祭りや節分などの夜間行事や、お正月シーズンには、境内の灯りのひとつとして獅子目がライトアップされるので、こちらもぜひチェックしてみてください!
難波八阪神社の特徴について
難波八阪神社では、この土地が古来より街道が多く通っていたことから、北側の本殿に向かう南側、獅子殿に向かう東側、西側の3つの鳥居が設置され、鳥居ごとに異なる景観を楽しむことができる。
現在の551蓬莱の工場は、大阪メトロ千日前線の難波駅から一駅離れた桜川駅近くにある。もともと工場は難波八阪神社の向かいにあり、生産の神様である産土神(うぶすながみ)として信仰を集めていた。
その後、業績が向上して会社が大きくなっても、「難波八阪神社のおかげ」と、今でも神社との縁を感じているそうです。
また、2014年(平成26年)には、2代目の羅辰雄氏が寄付を行い、旧獅子頭の外装を補修し、同時期に日本だけでなく海外からの見学者が激増した。
551蓬莱のほかにも、大阪の老舗かまぼこ店「大寅蒲鉾 戎橋本店」、難波の各駅に直結する「高島屋 大阪店」など、施設の名前もある。
また、吉本興業の芸人や大阪にゆかりのある著名人の参拝も多いそうで、大阪・難波エリアの守り神として多くの人に愛されていることがわかります。
アクセス
電車の場合
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線 ナンバ駅より約6分
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線 大国町駅より約7分
南海難波駅 より約6分
自動車の場合
国道26号線元町3丁目北 を西へすぐ
難波八阪神社
〒556-0016 大阪市浪速区元町2-9-19
TEL.06-6641-1149
FAX.06-6641-1182
今回は、大阪観光でおすすめの人気スポット『 難波八阪神社 』を紹介しました。
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